Managementマネージメント事業

音楽顧問

小貫岩夫Iwao Onuki

小貫岩夫
ふたりのしらべ 小貫岩夫

CD 「ふたりのしらべ」価格3000円(税込)
クラシックの名曲や歌曲からポップスまで小貫岩夫の魅力をこの一枚に凝縮。ファンのみなさまから愛されている「学生王子のセレナーデ」や「アマポーラ」など懐かしい名曲「また逢う日まで」そしてこのCDのために書き下ろした新曲「ふたりのしらべ」も収録

収録曲目 01.アマポーラ 02.初恋 03.落葉松 04.妖精の瞳 05.忘れな草 06.グラナダ 07.学生王子のセレナーデ 08.見果てぬ夢 09.また逢う日まで 10.ふたりのしらべ

ご購入の方はこちら

北海道小樽市出身。同志社大学神学部を卒業後、大阪音楽大学首席卒業。文化庁オペラ研修所 第11期修了。1998年度文化庁派遣芸術家在外研修員としてミラノに留学。
第70回日本音楽コンクール声楽部門入選。第36回日伊声楽コンコルソ2位、第13回飯塚新人音楽コンクール大賞(文部大臣奨励賞他)、第5回コンセール・マロニエ21最優秀賞受賞。 第66回読売新人演奏会、第6回ABC新人コンサート、第1回大阪音楽大学新人演奏会出演。

同志社時代はグリークラブに所属し、福永陽一郎、畑中良輔両氏の指導を受ける。

音大在学中の1995年に抜擢され、「魔笛」のタミーノでテオ・アダムと共演しデビュー(堺シティオペラ)。この成功により翌年、同役でケムニッツ市立歌劇場(ドイツ)に招聘出演し、地元紙より好評を得る。

2000年R.シュトラウス「サロメ」(若杉弘指揮)で新国立劇場デビュー。2002年には 二期会・新国立劇場共催公演「忠臣蔵」(三枝成彰作曲)の岡野金右衛門役、またワーグナー 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」(二期会創立50周年記念公演)の難役ダーヴィットなどを演じ喝采を浴びた。2004年1月新国立劇場・二期会共催公演「鳴神」(市川團十郎演出)では白雲坊役を好演。2006年、二期会「コジ・ファン・トゥッテ」(宮本亜門演出・文化庁芸術祭大賞受賞)フェランド役。2008年、新国立劇場新制作の「トゥーランドット」ではポン役を好演。演出家はじめ、スタッフからの絶大な信頼を得、その模様はNHKで全国放送された。また二期会公演「魔笛」(実相寺昭雄演出)には2007年、2010年と2回連続タミーノ役で出演し喝采を浴びた。
またブリテン「ねじの回転」のプロローグとクィント(01)、ロッシーニ「なりゆき泥棒」のアルベルト伯爵(02)、マスカーニ「友人フリッツ」のフリッツ(04)などで新国立劇場小劇場に出演。
びわ湖ホールへはヴェルディ「ジョヴァンナ・ダルコ」(00)、「エルナーニ」(02)、「スティッフェーリオ」(05)などに出演した。
東京室内歌劇場にもJ・ペーリ「エウリディーチェ」のアミンタ(00)、「金壺親父恋建引」(吉川和夫作曲)(03)、アンドレ・プレヴィン「欲望という名の電車」(03)、ジョヴァンニ・パイジェッロ「美しき水車小屋の娘」カロアンドロ(05)などに出演。
2009年には、ドイツ・ロストック市立国民劇場共同制作、ワーグナー「パルシファル」のタイトルロールを見事演じ切り、新たな境地を開いた。
その他、ヴェルディ「リゴレット」のマントヴァ公爵、「ファルスタッフ」のフェントン、「椿姫」(二期会公演)(02)、モーツァルト「コシ・ファン・トゥッテ」のフェッランド(大阪音大ザ・カレッジ・オペラハウス)(00)、ロッシーニ「セヴィリヤの理髪師」のアルマヴィーヴァ伯爵(日生劇場)(98)、ビゼー「カルメン」のドン・ホセ、ニコライ「ウィンザーの陽気な女房達」のフェントン、ヒンデミット「ロング・クリスマス・ディナー」のチャールズなどを歌っている。
近年はオペレッタの分野でもめざましく、2011年7月、オペレッタ「こうもり」のアルフレード役で兵庫県立芸術文化センター(佐渡裕指揮)に出演するなど、多彩な演技力を発揮している。
また2006年には、武道館での公演、なかにし礼作・世界劇「黄金の刻(とき)」で厨子王役を歌い、大晦日にNHKで全国放送されるなど、活動の幅を広げている。
コンサートのソリストとしても、留学中ミラノ、ジュネーヴなどでの演奏会の他、日本全国各地でコンサートに出演。
2004年マルコ・アルミリアート指揮、読売日本交響楽団による歌劇「道化師」(演奏会形式)、2005年群馬交響楽団「スペインの時計」(演奏会形式)では高い評価を得ている。
その他ベートーヴェン「第九」、ヘンデル「メサイヤ」、「レクイエム」(ヴェルディ、モーツァルト、ドヴォルザーク)、「小荘厳ミサ」(ロッシーニ)、「荘厳ミサ」(ベートーヴェン)、「カンタータ」「ミサ曲」(バッハ)などの宗教曲も歌っている。
またNHK-FM「名曲リサイタル」を始め、ラジオ・テレビ等にも度々出演している。
指揮者では朝比奈隆、飯守泰次郎、大野和士、秋山和慶、外山雄三、大友直人、現田茂夫、下野竜也ら、オーケストラでは東京フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団、東京交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、大阪シンフォニカー交響楽団、京都市交響楽団、札幌交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、九州交響楽団などと共演。

2001年5月、イシハラホール(大阪)にてソロ・リサイタルを開催し好評を得る。近年は大阪で5年連続、2010年からは毎年東京と大阪で開くなど、リサイタルに積極的に取り組んでいる。

林誠、疋田生次郎、松本美和子、田口興輔、V・テッラノーヴァ、R・ネーグリの各氏に師事。
二期会、日伊音楽協会、堺シティオペラ各会員。